451 名前: 水先案名無い人 [sage] 投稿日: 2008/04/26(土) 21:59:24 ID:7ZB7pqMs0
客の男が果物屋の店先で主人と話し込んでいた。
そこに通りかかったのが,薄汚いボロを来た小さな男の子。
「おや?あそこを歩いているガキは,とんでもない間抜けでしてね」
果物屋はくつくつと笑った。
「話の種にちょっと実験してみるから,見ててくださいな」
「おおい。トミー」果物屋は大声を張り上げた。「こっちだ。こっちに来い!」
トミーは,ぼんやりした顔つきでキョロキョロすると,
やっと果物屋に気づいた様子で,のこのこと近づいてきた。
「な・・・なんですか。ウ・・・ウィリアムさん」
果物屋は,釣り銭の中から汚い25セント貨と,
キラキラ光る10セント貨を選ぶと,地面にポンと投げた。
「おい。トミー。お前の好きな方をやるぞ」
トミーはしゃがみこんで,じっと二枚の貨幣を見比べていたが,
手に取ったのは,キラキラ光る10セント貨の方だった。
1時間後。
客の男は,通りでトミーを呼び止めて,25セント貨を選ぶべきだったんじゃないかとアドバイスした。
トミーは,男の目をまっすぐに見つめると小さく微笑んだ。
「だって,おじさん。もし25セント貨を選んだら,それでもうお仕舞いでしょう?」
客の男が果物屋の店先で主人と話し込んでいた。
そこに通りかかったのが,薄汚いボロを来た小さな男の子。
「おや?あそこを歩いているガキは,とんでもない間抜けでしてね」
果物屋はくつくつと笑った。
「話の種にちょっと実験してみるから,見ててくださいな」
「おおい。トミー」果物屋は大声を張り上げた。「こっちだ。こっちに来い!」
トミーは,ぼんやりした顔つきでキョロキョロすると,
やっと果物屋に気づいた様子で,のこのこと近づいてきた。
「な・・・なんですか。ウ・・・ウィリアムさん」
果物屋は,釣り銭の中から汚い25セント貨と,
キラキラ光る10セント貨を選ぶと,地面にポンと投げた。
「おい。トミー。お前の好きな方をやるぞ」
トミーはしゃがみこんで,じっと二枚の貨幣を見比べていたが,
手に取ったのは,キラキラ光る10セント貨の方だった。
1時間後。
客の男は,通りでトミーを呼び止めて,25セント貨を選ぶべきだったんじゃないかとアドバイスした。
トミーは,男の目をまっすぐに見つめると小さく微笑んだ。
「だって,おじさん。もし25セント貨を選んだら,それでもうお仕舞いでしょう?」